八幡橋川沿いにある八幡橋 八幡神社。
雰囲気も良く、落ち着くところです。
しかし、疑問に思う事もあります。
実際に目にすると、不思議なモノで不気味なほどの存在感があります。
「何でこんなものがここにあるのか?」と皆、思うでしょう。
周りに何の説明も書かれておらず。
中央のプレートには「御大典記念」という文字とともに、第10代横浜市長・有吉忠一の名前が彫られているだけです。
その後調べたら、碑そのものは、昭和天皇の即位を記念して有志から贈られたものだそうで、したがって昭和初期に建てられたものだろうとのこと。
ちなみに、昭和天皇が即位の大礼を挙行したのは1928(昭和3)年のことです。
球の正体については、記録が残っておらず把握出来ませんでした。
正面以外にも、何枚も石碑が付けられていて有志と思われる名前が沢山彫られています。
しかし、どれも興味深いのですが天皇陛下とは関係が薄いものばかりで謎が謎を呼ぶといった感じです。
なぜなら、有志の名前が入ってはいるが、県や市が直接関与したというよりも、一般の有志が造った記念碑により、依頼を受けて一筆入れただけではないかという事です。
それなので、この記念碑に対しての記載が無い様です。
昭和初期という、歴史的に見ればそれほど古いものではないのに、正体のつかめない不思議な球体でその姿形と相まって、なんともミステリアスな存在です。
神社自体良い所ですが、不思議なモニュメントもあるので皆様も見に行ったらどうでしょうか。