2016年10月13日木曜日

やっぱり卑猥だった?

やっぱり卑猥だった? アレにしか見えない「岩下の新生姜ペンライト」が突如販売終了に……。

 形状が“アレにしか見えない”と話題の「岩下の新生姜ペンライト」が、10月10日をもって販売を終了したと発売元の岩下食品が発表し、ネットが騒然となっている。

2015年6月より販売がスタートした「岩下の新生姜ペンライト」。岩下食品の目玉商品である岩下の新生姜を模したデザインで制作されたのだが、実物より大きい約30cmというデカさ、またその独特な形状と色合いが「卑猥すぎる」と話題に……。ネットでの盛り上がりだけにとどまらず、商品も4,000本を売り上げる大ヒットを記録し、今年5月にはデザインがリニューアルされた「岩下の新生姜ペンライトVer.2」の販売が開始されていた。

 

 今回、Twitter上で商品の販売終了を発表した岩下食品の岩下和了社長(@shinshoga)のツイートによれば、「ペンライトを持った男性が、若い女性に、嫌がらせとなる行動を取っている事例」を知り、販売終了に踏み切ったという。
 そもそも、「岩下の新生姜ペンライト」が制作されたきっかけは、「岩下の新生姜」が好きと公言するアイドルやアーティストの存在を知り、ライブを盛り上げるグッズにと企画されたもの。実際、打首獄門同好会やベッド・インといったアーティストのライブでは、公式グッズかのように「岩下の新生姜ペンライト」が使用されている。
 岩下社長自身もペンライトが「卑猥」と話題になっていることは認知していたが、「面白がって頂き、楽しんで頂けるなら」と、その盛り上がりを“歓迎”していた。しかし、販売終了に踏み切る前日、シンガーソングライターの大森靖子からペンライトを使用したセクハラ被害がアイドル界隈で発生しているとTwitter上で報告を受け、「女性を泣かせるようでは話になりません。何らか、対応します」と伝えていた。
 結果、その翌日「卑猥と印象づいてしまったものが悪意を持って取り扱われる事案は今後も起こりうると」判断し、「岩下の新生姜ペンライト」の販売を終了することに。すでにペンライトを持っているユーザーに向けては、「どうか、周囲に不愉快に思われないようなTPOでのご利用をお願いいたします。送り手の意思にかかわらず、ハラスメントは、受け手がハラスメントと感じれば、それがハラスメントであることにも、ご留意をお願いいたします」と注意喚起している。

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