2016年12月15日木曜日

 貝印の「ベジタブル&フルーツジューサー(DA5062)」

 手軽にビタミンを摂取できるフレッシュジュースは、暑くて食欲がすすまない時期の体調管理にもおすすめだ。ジュースを作る機器には、食材の繊維と水分を分離するジューサーと、食材を丸ごと粉砕するミキサーがある。最近では、さらさらとした飲みやすいジュースができ、かつ低速でじっくり抽出するため食材の栄養素を壊さない「スロージューサー」が人気だ。


主流は栄養素を壊さない低速型

 ミキサーは入れた食材をすべて粉砕する方式なので、繊維質を含んだどろっとしたジュースになる。使用する食材によっては、飲みやすくするために、水や氷などで薄めたりする必要もある。一方、ジューサーは食材の水分を抽出する方式なので、食材の水分だけでさらっとした飲みやすいジュースが作れるのが特徴だ。
 ジューサーには1分間に約1万回転以上の高速で刃を回転させる高速型と、1分間に数十回転といった速度でゆっくり食材を絞る低速型がある。高速型は高速回転による摩擦熱がおき、遠心分離で繊維と水分に分けるため、熱と空気混入による酸化がおきて、ビタミンやミネラルなどの栄養素が損失する。低速型は、ゆっくり絞るので熱の発生も少なく、栄養素が壊れ
にくいとされている。この低速型がスロージューサーと呼ばれるタイプで、現在の主流になっている。


貝印 ベジタブル&フルーツジューサー DA5062 

 


爽やかなライトグリーンの可愛らしいデザインは、なぜか回しやすそうなハンドル付き。そうです、このジューサーは究極の「手回し式」低速ジューサーなのです。自分の力でハンドルを回して搾るから、回転速度は無段階調節で自由自在。上部の投入口から野菜やフルーツを入れて、ハンドルを回せば新鮮で美味しいジュースがいつでも飲めます。
ただし、硬めの素材をジュースにする時には、それ相応の腕力が必要になることも。でも、それをカバーして余りあるコストパフォーマンスの高さ。他の低速ジューサーと比較して、およそ10分の1の低価格。そして何よりも、電気代が1円もかからないのが魅力の低コストジューサーです。

 

0 件のコメント: