2017年6月27日火曜日

都内から1時間半で行ける“ムーミンの森”。

都内から1時間半で行ける“ムーミンの森”。埼玉・飯能市の「あけぼの子どもの森公園」

 

北欧の雰囲気と、物語に登場する人物の気分を味わえることで人気の施設が、埼玉・飯能市にあることを知っていますか? フィンランドの作家、トーベ・ヤンソンの「ムーミン童話」の世界観(自然との共生・自我と自由の尊重)を取り入れた、緑と夢があふれる公園です。

 

“ムーミンの森”として人気を集めている公園

 最寄駅は、西武池袋線の元加治駅。池袋から急行や準急に乗れば1時間足らずで到着します。駅からは徒歩で20分ほどかかるので、車やタクシーでのアクセスが便利です。(※タクシーの場合は飯能駅からご利用ください)


 

子ども劇場の屋根にある装飾

 

 

 

 

 入り口から続くゆるやかな坂道を登って行くと、まず目に入るのが特徴的な外観の「ムーミン屋敷」。虫に喰われたような不思議なキノコ型の建物は、地上3階、地下1階の構造になっていて、靴を脱いで上がれます。

 

こちらは「見晴らし橋」と名づけられた鉄製の赤い橋。なんとも不思議な形をしていて、虫喰いのように空いた穴から「ムーミン屋敷」が見えるので、ぜひ覗いてみて。
遊歩道をぐるりと一周したら、ユニークな形のベンチに座ってランチタイムを。園内にレストランなどはありませんが、持参したお弁当を食べるには、とても気持ちが良い空間ですよ。

 

スナフキンが釣りを楽しんだ桟橋のかかる「水あび小屋」

 

 

 

また樹齢百年以上のひのき丸太がドーム状の屋根を支える「子ども劇場」では小規模のコンサートや演劇公演ができるほか、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの資料を展示した資料館や小さな図書室のある「森の家」などがあり、子どもだけでなく大人も十分に楽しめます。  


まるで秘密基地?!リアルな隠し部屋がたくさん

 

 「いこいの部屋」から3階まで続く階段の手すり

 

 

 

 

 

「ムーミン屋敷」の中は意外にも広く、「こんなところにも」と驚くような場所に小部屋が点在しています。

                              小さな飾りを見つけるのも楽しい

童話の世界に迷い込んだような雰囲気たっぷりの「いこいの部屋」には、大人も座ってくつろげるソファやイスがあるほか、地下の工房はホールのようになっていて、子どもたちが楽しそうに走り回っています。

 

 木のぬくもりにあふれたダイニングキッチンは、つい「本当にここで料理や食事がしたい」と思うほどリアルで素敵。家具や手すりに触れ、窓から見える小川や青々とした緑を眺めていると、時間の経つのを忘れてしまいそう。 

 

入り口そばにある小さな売店では、お土産に喜ばれそうなムーミングッズを販売していています。 

 

 左からミィの蓋付きマグカップ(1350円)、ミィのぬいぐるみ(2160円)、お菓子(378円)

 

 

 

 また、飯能市のふるさと納税「ムーミン基金」に寄付すると、返礼品としてぬいぐるみセットやムーミンのイラストが入ったマグカップなどのムーミングッズが選択できます。フィンランドからの直輸入品で、日本国内では入手困難なアイテムも多いそうなので、チェックしてみてくださいね。

 

公園で遊んだあとはゆっくりカフェタイム

 

公園を楽しんだら、撮った写真を眺めながら飯能駅近くのカフェでお茶をしましょう。

 自家製のチョコレートブラウニー(350円)とカフェラテ(450円)

 昨年7月にオープンした「ハトメコーヒー@Hachisu」は、優しいマスターの淹れてくれるコーヒーと居心地の良さが人気のカフェ&ギャラリー。不定期開催される個展では、作家さんのかわいらしい作品が並びます。

 

○ハトメコーヒー@Hachisu
[所]飯能市仲町20-14
[TEL]090-6528-5029
[時間]11:00-18:00
[休]水曜
https://www.facebook.com/gallerycafe.hachisu

                                                   作品は店内で                                                 販売も行っている

           

 

           ことりっぷより 文:

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