アメリカ人なら誰でも知ってる超有名なWebサービスなのですが、日本には丸かぶりしているサービスがないのでなかなか説明が難しいんですよね。強いて言うなら、タウンページをグーグルマップに載せて、食べログみたいにレビューを付けてSNSにしたような…感じですかね?
一言でいうとしたら「世界最大のローカルビジネスの口コミサイト」です。
現在世界30カ国で展開しておりまして、約1億4200万人のユーザーがいます。
レストラン以外のビジネスや個人事業主も登録可能な口コミサイトです。
たとえば、クリーニング屋さんとか、車の修理工場とか、病院とか。あとは、弁護士さんや会計士さん、フリーランスの方なんかも登録ができるんですよ。
住所さえあれば登録可能です。ちなみに、住所は基本的には番地まで入れてもらうことになります、「エリア(たとえば新宿区や千代田区)」といった形で広めにエリアを指定して登録することもできるんですよ。海外では屋台なんかもよく登録されているようで。
二つ目の違いは、実名顔出しを推奨しているというところです。日本だとRettyがそうですけども。Yelpの場合はFacebookのアカウントと連動させている人が多くて、これがレビューの信頼性を増している部分は大きいと思います。
プロフィールページにはこのような形で写真と名前(英語表記)が表示される
口コミは「誰が言っているか」が重要ですよね。知らない人や誰だか分からない匿名の人より知ってる人、実名の人のほうが信頼できますでしょう。
強制ではないのですが、実名・顔出しのほうが圧倒的に多いですね。レビューの信頼性を担保するというところは最も力を入れていて、「推薦ソフト」というのものを導入しています。
Yelpでは、投稿されたレビューを全部同じように扱うのではなく、投稿そのものや投稿者に関連する様々な情報をもとに、おすすめできるレビューとそうでないレビューを分けて掲載しています。
オススメするYelpのとっておきの使い方
なにが便利だというと、大きく分けて2つあります。1つは「現在営業中のお店」を検索できること。これ、15時とか16時とか、ランチタイムでもディナータイムでもない中途半端な時間にレストラン探すときにめっちゃ便利です。食べログとかぐるなびとかと少し違う?って(笑)
指定した曜日・時間帯に営業しているお店だけを検索できる機能。これはめちゃめちゃ便利!
あとは、オンライン予約。予約したいレストラン等はYelpのページから直接空席照会とオンライン予約ができるシステムになっていて、当日でも予約可能です。
日時と人数を指定して予約をオンにすると予約可能なお店がリストで表示される。
他にオススメするYelpの便利な使い方は、ブックマークを活用して現地の情報収集。
たとえば旅行に行こうと思って、ガイドブック見たりWebで下調べしたときに、現地で行きたいところをYelpでブックマークしておくんです。そうすると、現地に行って地図を見たときにブックマークしたところが出てくるので、効率よく観光できるんです。
あと面白いのはモノクル。こうやってスマホをかざすと、画面にその方角にあるお店の情報が出てくるんですよ。知らない土地で方角案内的に使うだけでなく、地元で自分が知らなかった未知の場所を見つけたり、活用方法はいろいろあると思います。
スマホをかざすとレビューのあるお店が表示される「モノクル」。
Yelpが一般的なクチコミサイトと決定的に違うのは、ユーザー同士のコミュニケーションがすごく活発なところです。
その最大の魅力は地域コミュニティ内の交流にあります。
最初はレビューサイトとして使っているんですが、そのうちにどんどん他の人のレビューを読んでそれに感想を書いたり、公式イベントに出たりして、SNS的な使い方をされる場面が増えていくイメージはあります。
同じ趣味によくチェックインしてる人と友達になって、実際にお会いして同じ趣味を楽しむことがあるそうです。
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